昨年の紅白歌合戦は白組の優勝となりました。これで5年連続白組優勝なのですが、数年ほど前から一般市民審査員としてワンセグ、デジタルTV、携帯からの投票が可能になったことがこんな事態を招いている疑いがあります。すなわち、わが国に根強く残る「男尊女卑」思想で初めから白組に投票すると決め付けている一般市民が多くいる可能性が考えられ、これが真実だとすれば紅組は最初から大きなハンディを背負っていることになります。公正な競争条件でない下で競争をさせたらこんな結果を招くのは自明の理で、このまま同じように紅白歌合戦を続けていたらよほど歌の内容が極端でない限り白組が20連勝も30連勝もするとしたもの。やがては「毎度のように白組優勝か」とファンが離れる危険性があります。
さて、元日各新聞の社説は本ブログ読者に限らず皆様も注目されたかと思います。とりわけ正月明け早々読谷村ひき逃げ事件で容疑者米兵の書類送検が行われる見通しなのをはじめ、日米問題は根幹のレベルで早くも正念場を迎えるということがあります。日米問題はアメリカの世界戦略とあいまって西部〜中央アジア問題、そして西部〜中央アジアの核問題に直結する朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)問題、当然、日本の対朝鮮共和国問題にまでつながる意味もあり影響は地球全体に及ぶものでもあります。大手新聞が日米同盟問題元日社説として真っ先に取り上げたのはいわば当然といえましょう。日本国内においても9条、そして日本国憲法全体をどうするのか?がこれほど問われている時代はありません。
そこで気になったのは各新聞の論調ですが、リベラル系の
朝日、
毎日、(
中日・東京は日米問題については控えました)を含めてあくまで日米同盟の存在は絶対的前提としての報道姿勢が相変わらずです。
しかし、日米間での核持込密約存在はほぼ否定できないものとなった以上、日米同盟の根幹に関わる部分で憲法9条に真っ向から反する同盟が存在することも否定できなくなりました。ということは、護憲派新聞の朝日、毎日、中日(東京)新聞といえども日米同盟は絶対的前提としての報道を貫く以上は憲法9条死守などという資格はまるでないというしかありません。そして、地方紙で
西日本新聞に至っては改憲を語るなど、護憲派が徐々に改憲派に取り込まれていく流れを感じざるを得ません。彼ら護憲派といわれたメディアは民主党政権を肯定してきたメンバーですが、鳩山総理が昨年末に改憲思想を公言したことも背景に考えられます。一方、日米同盟を破棄すればどうなるか?これは
讀賣の年初社説や、産経新聞でも論客が指摘するとおり、自主防衛路線による軍備や防衛費の増強が絶対条件になると解きます。軍備・防衛費増強路線となればこれも憲法9条とは相容れないものですから、憲法改正路線に走る公算が大きくなります。
日米同盟維持でも破棄でもいずれにせよ憲法9条、そして日本国憲法は改正せざるを得ないのか?答えは「NO」。憲法9条、そして日本国憲法死守を掲げる我々にとって別の路線を考えれば良いわけで、それが日米同盟破棄かつ親中華人民共和国路線です。
日本を武力攻撃するだけの大義名分やメリットの薄さ、そして攻めるに難い地理的条件を踏まえた上での「必要最小限の同盟」があれば憲法9条は守れるのです。現在は反米思想の強い沖縄の地方紙でさえ日米同盟破棄とまでは言っていません。しかし、どのメディアが主張しないからこそ我々一般市民が提言する必要があり、それが社会を変える原動力になるのです。これは裁判員制度反対運動にも共通の話で、まさに日米問題とともに
国家統治の根幹に関わる問題ですから、どのメディアも主張しない路線が実現すればメディアの存在意義も薄くすることもできるのです。
そういえば、朝鮮共和国でも労働新聞などが新年共同社説を発表しました(
中日新聞から)。これによると、朝鮮共和国の対アメリカ合衆国姿勢は「非難から敵対関係終息」へ、対大韓民国姿勢も「対話呼びかけ、批判抑制」ですが、対日本については何も触れていません。
はっきり言ってナメられているのも当然の話、民主党に政権交代したとはいえ日米同盟問題などで根底的基盤もガタガタでいつ何が起きるか分からない以上は何も言う必要性はなく、日本が勝手にひっくり返ってくれれば良いだけの話です。裁判員制度の現状と鳩山政権の対米姿勢をみれば日本全体がひっくり返るのも決して夢物語ではなく、そんな情勢を我々が作ることも今年の大きな目標です。
近藤剛郎氏の身柄を日本に引き渡さないよう国際刑事警察機構、逃亡先のタイ政府に要請いたします。
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