お知らせですが、今年5月22日(土)に私も実行委員となっている、恒例の「憲法フェスティバル」が東京・神保町の日本教育会館一ツ橋ホールにて開かれます。今年は、ピアニストのチェ・ソンエさんとチェリストの三宅進さんによる演奏、ジャーナリストの堤未香さんによる講演、劇団青年劇場の舞台を用意しております。参加券は一般2000円、大学生および障がい者(付添人含む)1000円、高校生以下無料となっております。詳しくは下記のチラシ画像を参照の上、
憲法フェスティバル公式HPにアクセスお願い申し上げます。
さて、今年の憲法フェスティバルでは、堤未香さんの講演が「格差と貧困のアメリカから見える日本の未来〜貧困問題と憲法」という内容です。その意味でも、本日3月20日はアメリカによるイラク開戦からちょうど7年ということでこの件について触れたいと思います。なお、3月20日はイラク開戦以外にも過去に大きな出来事が起きた日でもあり、この連休中に触れます。
本日、私は
裁判員制度はいらない!5・18集会のビラ配りのため代々木公園に出向きました。イラク反戦と国鉄解雇撤回闘争、そして、裁判員制度絶対廃止。一見して何の脈絡もなさそうに見えますが、これらは根では大きくつながっていることを考えなければなりません。それは、権力や資本といった支配層が自らの利益を目的として被支配層を巧妙に利用する狙いに対する抵抗運動であるということです。自らの利益を第一目的にした行動だと気づかれないよう支配層が「人民のための政治や経済活動をしている」と見せかけていることに対して、その真の狙いをいかに民衆が見抜くかというところに抵抗運動の本質があります。
戦争は究極の人権侵害であると同時に、資本家や支配層にとっては、戦争で民衆同士を戦わせることによって自らの利益をいわば「漁夫の利」という形で貪ることが大きな目的になります。さらに、イラクの場合は地下に石油が眠っているということが戦争を起こす大きな条件になります。表向きは開戦の理由としてイラクの指導者による暴力的政治からの人民解放の目的を挙げていますが、現実に指導者を打ち倒して果たしてイラクは安定したのかといえば、指導者を失ってますます混迷を深める結果だけを招いたとしか言いようがありません。暴力的な指導者が国を支配していようとも、無理に国政介入をして指導者がいなくなった後に混乱を深めることになっては何の意味もないのです。これがイラク戦争に大義があったのか?と今でも疑念を持たれる理由の一つですが、日本は当時の小泉政権が戦争を支持したという事実を消すことはできません。その意味でも、イラク戦争が一体何だったのか、深く反省する必要性については他の国以上の重要性もあります。
対イラクに限らず、支配層が自らの利益や権威を守るためには、国内的には戦争を起こすことのできる国家体制を作ることが重要になります。というのも、支配層が自らの利益を増やすには、国内の被支配層から搾取するか、海外から搾取するか、海外に戦争に出るしかないためです。国内からの搾取、海外からの搾取、海外への戦争、実は、これらは別々ではなく、すべて一体化することにつながります。というのも、国内から搾取すれば被支配層からの不満が高まるため、そのストレスが支配層に向かないように、より弱い国内被支配層に向けるよう仕向けるか、それがダメなら海外に向けることになるためです。ストレスのはけ口を国内のより弱い層に向ける政策は治安統制につながり、日本では裁判員制度であったり、堤未香さんの著書「ルポ貧困大国アメリカ2」のアメリカでは刑務所民営化政策であったりします。海外からの搾取は当然海外との人権衝突につながり、それが究極の形になれば戦争になるのです。
逆に言えば、我々の運動方針を考える上でも、支配層の戦争政策を反面教師にすれば良いということになるのです。我々が支配層の無理な政策に逆らうためには、支配層の弱点をピンポイントで狙って徹底的に追及することです。裁判員制度の無理は、人民が制度に行動という形で協力しなければ成り立たないことです。いかに我々が組織的に拒否をできるか?ということに運動成功のカギがあるといえますが、それは、まさしく戦争に抵抗する運動でもあるということです。
近藤剛郎氏の身柄を日本に引き渡さないよう国際刑事警察機構、逃亡先のタイ政府に要請いたします。
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